PCを立ち上げるとある日突然、水色のWindowsのロゴが出たあと、真っ黒のままデスクトップが
表示されなくなりました。


このあと、




これ…とする。





なんのトラブルかわかりません。Windows10は半年に一度の大型のアップデートがあり、
それは警戒してまして、今回分のバージョン1803(April 2018 Update)はなんとか乗り切った
はずだったんですが(wifiが無効になるのはいつものことなので気にもしませんでしたが)。


いろいろ調べると、そのあと配信されてる(更新プログラムの「KB4103721」の不具合報告が多数。
画面が出ない場合は、safeモードにてグラフィックドライバの削除がいいということでそのように。

safeモードなんてものは、Windows8.1までは起動時になんかのファンクションキーを押せば
それで立ち上がっていましたが、Windows10は電源強切を2回して、3回目でやっとsafeモードです。
機械壊れたらどーすんだよ!

こうなって、




こう



トラブルシューティング選択




スタートアップ設定を選択



これでよく読んで(写ってないけど)再起動ボタン押下



再起動してきたら、4を選択





するとまた再起動します。うまく行きませんでした、とか言いやがってsafeモードで起動できなくて、
また通常モードで起動してきて画面真っ黒になります。すなわち、へ。また電源を2回ぶち切って
safeモードを立ち上げる作業に戻ります。このへんで血圧が少し上がり言葉もぞんざいに。




なんとかsafeモードで立ち上がります。わたくしの場合はコレで立ち上がるからまだ軽症なのです。
ようやく目的であるグラフィックドライバの削除へ。



で、テレビが映らなくなりますから再起動。




これでやああっと通常に立ち上がります。ですが件の凶悪KBは勝手に配信されてきますんで、
再起動もしくはシャットダウンしようとすると、更新されてしまうので次回また同じ目にあいます。
更新を適用しないで再起動という選択肢はない。

では落とさなければいいのか?というとそうではなく、そのまま放置して飯でも食っていると
「使われていない」と判断して勝手に再起動しやがるのです。そして部屋に戻ってくるとになっています。




会社のPCでは、連続稼働テストなんてことをしなければならないのでこれでは仕事になりません。
なので、勝手に更新しないように、Windowsupdateサービスを無効にします。
うちのPCもそうしていたのですが、この設定は勝手に解除されて有効になってしまいます。
Homeエディションには更新を避ける手段がないのです。グループポリシーエディタも
付属していないし。




毎日毎日これでイライラは募るばかり。問題のKBを落としてきて直接当ててみたりもしましたよ。











大体想像がつきますけど、このあとへ戻る。



慣れてきたので、になってから正常にデスクトップが表示されるまで7分くらいで
いけるようになりました。起動の速さがウリのWindows10な。老朽化した機体で動かしていた
Windows2000より数倍遅い!




こうなったらもう、Windows8.1に戻そうか、とか




グラフィックボード買って挿してみようか、などと思って中開けたり






OSの再インストールはめんどくさい。いやインストール自体はさほどでもないけど、今と同じに
戻すのが大変。ボード買うのもそう高いものではないとはいえ、なんでそんな買い物せないかんのか。

で、諦めかけていましたが、「wushowhide.diagcab」を使えば、特定のKBを避けることができると
言うことがわかって早速実行!

こんな画面は特別なことしなくたってWin8.1までは普通にあったの!


win8.1にはデフォであった




ようやく凶悪KBの無効化に成功!




とりあえず日々のクソ作業から脱出できたんで乾杯です!(禁酒中だった…)
まあこれは根本的な解決にはなっていないですよね。また変なKBが出たら同じことしなきゃ
いけないし、safeモードでドライバ削除で対応できるようなトラブルならいいけど、
ほんとに立ち上がらなくなったらどうしてくれるん?

訴訟社会のアメリカでは騒ぎ起こってないんかなあ…。結構な問題だと思うけども。
今後こんなことが続くようならもうリナックスだわ。

しかし、MeやVistaや8をも凌駕したOSが出るとはね。