PERFORMANCE 2011-2012
夫婦放談、宮崎弁を語る


だいたい4年くらい前にライブに行けなかった。いい席取れてたのに。今考えれば残業してまで
やるようなことでもないと思うんだけど、

「明日の朝一からテストしますから、準備しておいてくださいね」でわたくしは固まったんだった…。

まあ、昔のことは置いといて、達郎さんは「また来ます」と言ってライブを終えたらしい。




でまあ、今回はまた応募してチケット取れた(すごくいい席)。最近のチケットは、本人確認が必要なのです。







んですけどね、当日、歩いて行ったがチケット忘れてたw 免許証とかそんなのばっかに気が行ってしまって…






会場にもタクシーはいると思われましたが、いなかったらやばいので、花山手の美登タクシーまで急ぎます。
大急ぎでタクシーで取って返す。久しぶりの地元のライブで、交通費一円もかからんなあ、とか思ってたのにw





なんとか入場





プレートとパンフレットを購入







落ち着いて窓の外を眺めてます






達郎ってくどいなあって思っていたんです。うねるような歌い方もそうだし、コーラスも自前だから
オール達郎。まりやさんの曲を聴いても達郎。クリスマスイブも飽きるくらい聴かされてたし。

「サンソン」は大瀧師匠やまりや夫人との絡みが面白いこともあり、また軽妙な落語っぽい
トークが好みでよく聴いていましたが相変わらずアルバムの購入はなし。
持ってたのは、「Melodies」、「COME ALONGⅡ」、「ON THE STREET CORNER 2」のみ。
(すべて借り物)

んで、ライブに臨むためにはやはり予習は必要ってことで、時間もないしライブアルバムの「JOY」を
借りて聴きこみます。するとですよ、このアルバムのクオリティに驚くわけですよ。
ラジオを聴いてる感じだと、音のヲタクだからスタジオアルバムに命をかけてる人と思ったんですが、
ものすごくいい。憑りつかれたように3週間聴きこみました(TOTO直後から)。


そしてライブはというと、なにこのクオリティ!



洋楽好きでもクラシック好きでもなんでもいいんだけど、音楽が好きな人は山下達郎のライブに行くべきだと
思いました。圧倒的、という言葉しか出てきませんでした。

大体ライブって開演時間押すじゃないですか(わたくしが行ってるやつだけかな?)
キッチリ6時に始まりましたよ。

得意のカッティングギターを鳴らしながらの1曲目のスパークル、震えあがりましたね。

そしてまあ、軽妙なMC。MCが面白いアーティストっていいですよね。さださん、根本要さん、角松敏生、
アンジェラ・アキ、坂崎幸之助…。達郎さんのはサンソン聴いてるとわかりますけど毒もありますけどね。


海外アーティストのスタジアムライブをよく行くんですが(よくって程でもない)、球場の椅子ってやっぱ
疲れるんですよ。今回はものすごく久しぶりのホールライブ。椅子は座り心地よいし、音もよい。
あ、そうそう、わたくしが今まで行ったライブはなにしろ音がでかすぎて終わった後耳がキンキンすることが
多かったけど、このライブは適音量。すばらしい!(オペラグラスもいらないし)


2013年に急逝された大瀧詠一さんの曲をメドレーでやったのもよかった。全部はわからないですけど、
ナイアガラムーン
楽しい夜更かし
夢で逢えたら
君は天然色
幸せな結末
熱き心に
烏賊酢是!此乃鯉
Let’s Ondo Again
などがわたくしが分かった分です。なにせ、大瀧メドレーやるよ~と言って始まるわけではないので。

宮崎出身の達郎バンドのSaxの宮里君の紹介は多分、よその会場より熱くて長かっただろうと思います。

個人的に楽しかった曲はSUGARかな。コーラスのお姉さんたちもノリノリで踊ってた。
今回のツアーから、コーラスのお姉さんが若い人に変わったそうです。角松敏生の
IT'S HARD TO SAY GOOD-BYEをデュエットしてた 国分友里恵さんも好きなんですけどね。
あまりによかったので5~6年使ってないtwitterにアクセスし、コーラス隊の二人をさっそくフォローですw

角松敏生と言えば、彼のライブでのお約束はTAKE YOU TO THE SKY HIGHのサビで観客が紙飛行機を
飛ばすというのがあるんですが、達郎さんにもお約束あります。

LET'S DANCE BABYという曲の「♪心臓に指鉄砲~」というフレーズのときにクラッカー鳴らします。
わたくしもやりましたとも!

また、アンコールのHAPPY HAPPY GREETINGでトラブル発生!。タイムマシン起動して再び最初から
やってくれました。達郎さん、「こんなことはよくあります」そのあと「こんなことは初めて」どっちなんだ?w

なんせ、還暦過ぎてもうすぐ年金が支給されると申しておりましたが、声は「タバコ吸ってた若いころより出てる」
と言われるとおりにすごい声量でした。マイクなしのアカペラも圧倒的でしたし。

次のツアーは春からやりたいと仰っていました。こないだは飛ばしたけど、宮崎にもまた来る(来たい?)と。
そして加山雄三や三波春夫のように70になってもライブをやることを目指すと仰っていました。

次も絶対行く!



あなたも行きましょう



わたくしの嫌いな「Jポップ」というカテゴリーに今では分類されているんでしょうけど、彼のはロックンロールで
あり、ドゥ・ワップでありファンクである!


3時間半の熱演でしたよ~