最近買った本とかCDといえば、FB友さんから触発されたこれ。小学校高学年からカセット大好き。
中でもTDK派。お金が無かったのは当たり前ですが、最安グレードのDはどうしても駄目で、やはりAD。
これとやはり人気があったmaxcellのUDⅡが表紙(帯か)に載ってるとは作者はよく分かってる!





SUGAR BABEのリマスター版や、現代版ジャズ・ロックピアノ・トリオ、fox capture plan。
土岐麻子の新譜、「Bittersweet」。音楽の秋やね。






で、アマゾンのおすすめにとある本が。タイトルが妙に気になり購入。一緒に写ってるのは
杉真理のOVERLAP。ジャケットが512BBでたまらん。












この本には色々面白いことが書いてあった。いわゆるUSA for Africaの裏話なんだけど、
それにいたるまでのアメリカンポップスの歴史がものすごく分かりやすく書かれてる。
で、当然見たくなりますわな、We Are The World。この曲の場合、「聴きたい」ではなく「見たい」。
プロモーションていうか、メイキングビデオが面白いんだよね。当時レンタルビデオ屋で借りて
ダビング(すんません…)して、ブルーレイレコーダに取り込んでました。まあ画質悪いこと…



ハモりが一番素晴らしい(とわたくしが思ってる)、ポール・サイモンとケニー・ロジャース。






歌声が一番綺麗なパート(とわたくしが思ってる)、ダイアナ・ロス







声は大きくないけど渋みがホント素晴らしいウイリー・ネルソン(ディオンヌも素晴らしいが)
※当時、ディオンヌ・ワーウィックはホイットニー・ヒューストンの叔母と紹介されていたが
従姉妹らしい。







ここからの流れがホント好き、ケニー・ロギンス








スティーブ・ペリー







ダリル・ホールできっちりしめる






ダミ声(ホントすんません)が素晴らしい、キム・カーンズ。パート短すぎるやろ、と
思っていたが…。






さて、このような本を買ったからにはアマゾンのおすすめにWe Are The Worldが出てくるのは必然。
5年くらい前に「30周年記念ステッカー」付きの版が出てるようなので購入。






早速見始めます。違和感があるのは翻訳が違うってのが一つ。昔のと並べてみましょう。
昔のはライオネル・リチオの「ヨ」が特徴です(笑)。




























※イヤリング・ブレスレットジャラジャラのことだと思われるw



これは旧版だと「E!Eだよ!」としか出てないのでなんのこっちゃ分からないんだけど、
(ピアノのコードのことだと思っていた)
新版だとポール・サイモンとケニー・ロジャースのハモりの手伝いをビリー・ジョエルが
やってあげてるんだということがよくわかります。
大体、「E!」じゃなくって「easy!」って言ってるんだからw









ライオネル・リッチーとケニー・ロジャースというでかい二人に挟まれた小さなポール・サイモン。
マイクの高さが不満。








コーラスが美しい二人はやはり、こんな感じでフュージョンしてた。しかし小さいから陰に隠れて
ポール・サイモンは見えないけど…






旧版でも練習シーンではぎこちない感じが見えたアル・ジャロウ。ボーナストラックでの
NGシーン数はハンパじゃない。緊張してたのだろうか。本番はもちろん素晴らしいんだけど。







キム・カーンズのパートはやはり最初は長かった。ですが途中からヒューイ・ルイスと
シンディ・ローパーと3人でのコーラスになります。最終版ももちろんいいけど、ソロ版も
素晴らしいわ。






全体コーラスで、マイケルのアイディア「♪シャーラ、シャーリンゲン」は、スモーキー・ロビンソン
からは「意味が分からん」とバッサリ。ボブ・ゲルドフは「アフリカ人をバカにしてると思われ
かねない」と発言。スティービー・ワンダーがここをスワヒリ語で歌おうとか言い出して現場は混乱。


御大には逆らえんよな…



ま、本もDVDも結構刺激的で面白かったです。「呪い」ってのは大げさやと思うけどね。
80年代の洋楽ロックで育った我々の世代は、こういう総まとめみたいのがあっていいよなあ。